【伝えられること】
同じことを発信しても、チャンネルが違ったら届かない。
それぞれのチャンネルに完全に合うということはありえないけれど、
発信の仕方でこちらの伝えたいことに限りなく近づいてもらえる。
チャンネルが合ったときが、ご縁の人なんだろうな。
せっかく出会えたのに、ちょっとノイズがあって、
そのままになっているのは、もったいないなあ。
日々の生活の中でもすれ違って気づかずにいることがあるはず、
今日は、どんなアンテナを立ててみようかな。
【自然な振る舞い】
習慣になったことが自然な振る舞いとなる。
歩き始めた子どもは、伝え歩きながらも前へ進んでいく。
右を出して、左を出してと本人は思っていないだろう。
周りの大人が、声に出さずとも号令をかけている。
茶道のお稽古は、
一連のお手前を美しく自然にゆったりと
時間の感覚を忘れさせてくれるがごとくなるように
意識的に最初練習をする。
どの世界でも練習を続けていくことが一番であるといわれている。
NLPの創始者の一人であるジョン・グリンダー氏は、
『プラクティス・プラクティス』
とにこやかに繰り返し声かけをしてくれた。
まさに、身につくまで、プラクティスが続く、
その結果、自然な振る舞いが出来る。
意識的な練習を24時間することは、至難の業ですが
意識的にすることの積み重ねが大切で、
それが習慣になって
自然な振る舞いとなって出来るようになる。
今日も『プラクティス・プラクティス』
【あるがまま そのまま ありがとう】
習い事をするとそれを伝えてください先生(師匠)の存在があります。
私の中にも都度に出会った師匠がいます。
私はこのときのH師匠のように
達観した境地には程遠く
まだまだですが、
感謝を伝える
『ありがとう』
この言葉が好きです。
目が覚めたときに
「今日も一日、動いていいんですね。ありがとう」
眠る時は、ほぼほぼ布団に入り目を閉じるや否や
寝入ってしまうぐらいですが、
「今日も一日ありがとう。」
という言葉だけは胸中で発しています。
自分にとって良いなあという言葉を
大切にすると
気持ちがゆったりとしてくる。
言葉に力があるといわれているが、
言葉を発する時に気持ちがそこに
乗っているということだとおもう。
【笑って過ごす】
また、ある師匠は
末期の癌患者で、痛みがつらくってつらくって
不平不満しか出てこない男性に
『笑って過ごしなさい』
と言い放ちました。
痛みでそれどころではない状態なのに
そうするように強く迫りました。
笑うことで
細胞が活性化され、
周りのその男性よりも元気な人からも
「あなたの笑い声と笑顔から元気がもらえます」
といわれて、柔和なお顔で最期を迎えられました。
この師匠からは、
自分で出来る最大のことをするようにと
教えてもらいました。
O師匠は、状況判断に卓越していました。
それぞれの課題に対して、
何を今することが、その人を活かすことになるのか。
限りなく達人に近いなあと思います。
コメントを残す