『りんごの量感画を描く』クリニカルアートを開催しました。
クリニカルアートは
五感をしっかり確認して描きます。
今回は、りんごですが、はじまる前に
並べてあるりんごを見て、
ご自身が描きたい、気になる、
なんとなく出会いがある
りんごを各自が1つ選びます。
そして、
その重さや匂いや手触りをしっかりと感じてあげます。
今日は、2種類のりんごを用意したので、
他の人のりんごと交換して先ほどと
どう違うのかを体験しました。
これだけでは、視覚、臭覚、体感覚だけです。
今日は、私を含めて4人でしたので、
残っていた1個を
目の前で、切り分けました。
そこに飛び込んでくるのは、
りんごを切った時の音
そして、実際に食べました。
そうなんです。
ここで聴覚と味覚を体験したのです。
五感が揃ったところで作品作りです。
オイルパステルというクレヨンよりも
柔らかいパステルで
一般の描き方とちがう方法で
実際に描きました。
集中というか熱中して描いたので
時間があっという間に過ぎていきました。
それぞれの作品を
仕上げて(構成もして)
展覧会をしました。
今日ご参加されて方は、
絵を描くことに関係されている方でしたが、
通常の描き方でないことに
ちょっと驚かれていました。
クリニカルアートの特徴の1つは
身近にあるものを題材にしていることです。
今日は、りんごでしたが
季節のお野菜や花も使います。
絵心が必要かというと
そうではないのです。
しっかりと観察してあげることです。
私自身は美術を専攻したわけではありません。
このクリニカルアートの中の
手軽さと楽しさを
実感していただける
サポートができればと思っています。
ですので、体験したい方は
どうぞ気軽にご連絡ください。