コーチングとカウンセリングとコンサルティング
コーチング・カウンセリング・コンサルティングという言葉を見たり聞いたりされることがありませんか。
心に寄り添ってくれるカウンセラー
スポーツの技術的なアドバイスをしてくれるコーチ
会社や企業の顧問のような役目のコンサルタント
という風に思われていませんか。
この3つの言葉についてお伝えしますね。
コーチングは、
今いるところから目指すところへサポートすること。
カウンセリングは
カウンセラーが傾聴し、共感しながら解決法を一緒に考えていきます。
コンサルティングは
戦略を立てて、相談にのること。
カウンセリングでは、
ロジャーズによる、来談者中心療法(クライエントセンタード・セラピー)が主流にあり、自己一致、受容、共感的理解を基本とし、1対1で相談者とカウンセラーですすめられる。
他にも様々な手法があるが、傾聴による受容と共感により、クライエントはセッションにおいて、主に感情に焦点を当てて、心理・行動面の問題に向かい合う時間を過ごす。
コーチングは、
相談者の今現在いるところから目標達成に向けてコーチが伴走する。
目標達成に向けての答えは、
コーチングを受ける人がもっているので、
コミュニケーションを通して、多くの選択肢の中から
自らが答えを選択する。
ゴールに向けて行動を明確にしていく。
コンサルとは、
問題の発見・解決策の提案だけの場合もあるし、
業務の改善の補助・経営戦略への提言など
戦略を立てて実行して成果を出し、
その後も長期的な保守・運用部分まで責務を負う場合もある。
一般的には、相談にのること。
私の学びのプロセスと関わってきた分野は、
カウンセリングに出合い、その後様々な手法を学んだ後にコーチングをしています。
コーチングでお引き受けしている中でも
カウンセリング的なアプローチが必要な部分が
出てくることがありますが、
基本は、目標達成に向けての伴走という形を
取らせていただいています。
とはいえ、人は、様々な時間を過ごしていますから
過去の記憶(あえて不確かな記憶と表現しておきます)が、次の行動を疎外することがあります。
アクセルを踏んでいるにもかかわらず、
ブレーキも一生懸命踏んでいる状態です。
そのことに気づけるかどうか
そしてその気づきからブレーキを解除してあげられるか
ブレーキが悪いのではないのです。
時には、そこに大きなリソース(資源)が
ある場合もあります。
その部分については、
NLPの要素も取り入れて対応することもあります。
そして、カウンセリング、コーチング、コンサルティングのどれもがコミュニケーションを使って相手の話を聞いていくわけです。
カウンセリングのところで書きましたが、
『傾聴』のスキルが必要です。
『聴』の文字は、ぶんかいすると
『耳』と『目』を十分に使いながら『心』で受け留める
という解釈があります。
耳と目は、2つあるので十分にしっかりと
という風に教えを受けたことがあります。
NLPでは、五感を通して理解します。
つまり知覚の鋭敏さを養ってアプローチしていきます。
このプロセスについては、別途にNLPのところでお伝えします。
現在、ご提供できるコーチングについては